うつ病は決して珍しい病気ではない
うつ病は、ゆううつ感や無気力な状態が長い間回復せず、日常生活に支障をきたすようになってしまう病気です。気分が落ち込むなどの「こころの不調」だけではなく、だるさ、不眠、食欲低下、頭痛などの「からだの不調」もみられます。
うつ病はだれでもなる可能性があり、決して珍しい病気ではありません。
厚生労働省が行った最近の研究では、日本人におけるうつ病の有病率は6.5%と報告されており、日本人の15人に1人は一生に1度はうつ病にかかる可能性があると考えられます。
また、女性のうつ病のゆうりょう率は8.3%で、男性の4.2%と比較すると2倍もうつ病になりやすいと言われています。
うつ病は、こころとからだに次のような症状があります
【こころ症状】
◇気分の落ち込み
・気分が落ち込み、ゆううつな気分になる
・悲しい気持ちになる
・何の希望もなくなる
◇意欲の低下
・これまで好きだったことへの興味や喜びがなくなる
・気力が低下して、何をするにもおっくうになる
・人づき合いも嫌になる
・仕事をしたくなくなる
・新聞やテレビを見なくなる
◇自分の性格を知る
まじめで几帳面、完璧を目指す性格の人は、ストレスがたまり、うつ病になりやすいと言えます。
◇がんばりすぎない
がんばりすぎないことが大切です。
休んだ後に遅れを取り戻そうと考えたりせず、気持ちに余裕を持たせましょう。
◇マイペースな性格を
他人が、どのように思っているかなどを気にしすぎずマイペース生活を心がけましょう
◇自分への負担を軽くする
何でも1人でやろうとするとストレスがたまります。他の人に相談して、手伝ってもらい、なるべく負担を軽くしましょう。
◇環境が変化する時は、十分に休養を
生活に変化があった時には、休養をとったり、家族や友人に話す時間を作ったりするように心がけましょう。
◇アルコールの飲み過ぎに注意
アルコールは気持ちをリラックスさせる効果がありますが、大量に飲み続けるとからだに悪い影響を与えたり、アルコール依存傾向になることもあります。